マネジメント

部下を褒めるときは人づてに

この記事で分かること

管理職などマネジメント層のビジネスパーソンの大きな役割の一つに人材育成・教育がありますよね。

でも、なかなか思った通りに育たないなんて悩みを抱えてる方も少なくないのではないでしょうか。

特に手のかかる部下、素直じゃない部下、などなど。

今回は、そんな人材育成・教育でお悩みのビジネスパーソンにお伝えしたい有効なテクニックがあります。

ぜひ最後までお読みください。

ウインザー効果

あなたは、部下や若手を育成するときに褒めていますか?

「褒めてる。ちゃんと成果を見て褒めているよ」

「私は、部下を褒めて伸ばすことを心がめている」

「年配の部下は、短所を指摘するよりも、長所を褒めて伸ばすようにしたほうがいいんだよ」

と、最近のマネジメントの主流は、部下を褒めるということらしいです。

 

私も、それには同意見です。

 

誰しも承認欲求があり、褒められることで、その欲求が満たされ、モチベーションアップにつながることがわかっています。

 

なので、褒めることは、人材育成では大切な要素です。

 

でも、褒めることは大切だとしても、その褒め方について、あまり意識を向けていない方々が多いのも事実。

せっかく褒めるのなら、より効果の高い褒め方のほうがいいですよね。

そこで、おすすめなのが「人づてに褒める」ということ。

人づてに褒めるというのはどういうことかというと、

そういえばさ、A部長が君のこと、とても仕事ができて、特にプレゼン能力が高いって褒めてたよ~

本当ですか? 部長が私のことをそんな風に認めていてくださったなんて。うれしいです。

というように、第三者を介して「褒める」を伝えるということ。

第三者から褒められると、直接褒められるよりも、受け取った側の好意意識は爆上げするというのです。

これを心理学ではウインザー効果といいます。

ウインザー効果とは、

ミステリー小説「伯爵夫人はスパイ」の登場人物であるウインザー伯爵夫人が言った台詞「第三者からの褒め言葉は一番効果的なのよ」に由来しています。

そして、その第三者が褒めた人と、どのような関係性かによっても、その好意意識のレヴェルは変わってきます。

例えば、先の例で、A部長とつながりのあるBさんから聞いた時と、A部長と接点があまりなさそうなCさんから聞いたのでは、Cさんの方がより効果が高いんです。

それは、意外性というエッセンスが加わるから。

あまり接点がなさそうな人に対して自分の高評価を伝えていたという事実が、更なるインパクトを与えるということ。

返報性の法則

心理学に返報性という法則があります。

これは、社会心理学者であるロバート・B・チャルディーニ氏が著書「影響力の武器」で紹介したもので、「相手から何かをしてもらったり、何かをもらったりすると、何かお返しをしなければならない」と感じてしまう心理的反応です。

 

日常生活のあらゆるところでこの現象は確認されます。

例えば・・・

バレンタインのお返し

試食コーナー販売での購入

無料メルマガからサービスを申し込み

などなど、あげたらキリがないです。

 

実は、この返報性の法則が、ウインザー効果による「第三者からの褒め」でも発動するのです。

相手を褒めることによって、相手からのあなたへの印象がぐっと変わってきます。

もちろん良い印象へと。

部下とのコミュニケーションを図る上では、とても大切なことですよね。

まとめ

今回は、褒めのテクニック

ウインザー効果

をご紹介しました。

 

① ウインザー効果は、第三者を通じて褒めたほうが、受け取った側の好意意識は爆上げするというもの。

② さらに、その第三者が褒めた人との関係で意外な人物だと、驚きも相まって、効果はさらに倍増します。

③ そして、返報性の法則から、褒められた人からの褒めたあなたへの好印象にもつながります。

 

このウインザー効果は、同性異性、年齢問わない、万能の効果だと思います。

大して準備もいらない簡単なテクニックなので、ぜひ実践で試してみてください。

もちろん、私も人事部において、第三者を介して部下を褒めるようにしています。

その効果は抜群ですね。

その第三者が、いかに本人に伝えてもらうかがポイントにはなりますが、このような話って、ハードルが低いのか、私が意図的に伝えるようコントロールしなくても伝わっています。

ぜひ、みなさも試してみませんか。