書評

【書評】欠点さえ強みになる。自分の才能をみつけよう。

この書籍で、世界中で多くの方が自分の強みを見つけています。

私もその中の一人です。

その著書とは、

『さあ、才能に目覚めよう新版 ストレングス・ファインダー2.0』(トム・ラス著 古屋博子〔訳〕、日経BPマーケティング)

 

帯のタイトルがまた秀逸。

欠点さえ強みになる。ウエブテストで、あなたの強みを「見える化」しよう』

 

いままで、欠点は欠点。

「改善しないといけないな」と、漠然と思い描いていたもの。

強みを極めることで、欠点が欠点でなくなり、いつの間にか「強み」に変化していくというものなのですね。

こんな事例をご紹介します。※私の会社で実際にあった話を例にしています。

Aさんという人とのコミュニケーションが苦手で、いつも一人でいる人がいました。

周囲は、Aさんについて人と人間関係が築けない、人間関係が苦手、という点を欠点と見ていました。

しかし、時に奇抜な創造力(アイデア)を発揮することがあり、その成果にはAさんの強みとして誰しも一目をおくようになりました。

すると周囲のAさんへの評価が変わってきたのです。

いつも一人でいるAさんですが、一人でいるとき、だれともコミュニケーションをとらない時でも、何か創造力を働かせるような何かに想いを巡らせているのだろうと。

このように、欠点だったものが、ずば抜けた強み(Aさんの場合は創造力)を合わせ持つことによって、周囲からは欠点ではなく、長所(強み)として評価するようになったのです。

これ、今までにない視点で、気づかされたと思いました。

早速、部下マネジメントのキラーフレーズとしてパクッております。

編集者さんありがとう。

ストレングス・ファインダーとは何か

1998年、クリフトン博士によって《ストレングス・ファインダー》のアセスメントと34の資質が生み出されました。博士の40年に及ぶ調査・研究に根差し、2004年には開発者に敬意を表して《クリフトン・ストレングス・ファインダー》と改称されたこのアセスメントによって、世界中で数百万人の人々が自らの資質を発見し、才能を開花させている。

表紙裏より

 

いばらの道を選ぶな

『弱点を見直すことを中心に回っている世界で生きることには、もううんざりしていた。社会は常に人々の短所に焦点をあてる。世界中の人々は皆、その考え方から離れられないようだった。しかし、私たちはもっと大事なことを発見した。短所ではなく、長所を伸ばすことにエネルギーを注いだ方が、人は何倍もの成長を手にすることができるのだ。』

引用 : 5ページ5行目から8行目より

ここ、私の心にぶっ刺さりました。

そうだよ!っと、心の中で叫びましたもの。

 

よく、面接(入社、昇格等)でも、

「弱みと強みを教えてください。」

「その弱みを克服、改善するためにしていることは何ですか?」

「成果は出ていますか?」

など、弱いところがあってはならん、あったとしても日々向き合って改善に努めてないとならん的な、バイアスによる質問です。

実際に、私も面接で“聞いていました”。

が、そうです、もはや過去のこと。

今では、強みに焦点をあてて、質問をするようにしています。

 

「努力すれば、何にでもなりたいものになれる」という格言を信じても、苦しみからは逃れられない。

引用 : 14ページ 7行目から8行目

これは、格言が間違っていると示唆しているんです。

昔から当たり前のように努力が推奨され、いや使命だと刷り込まれ、努力しないヤツは悪だ!的に見なされてきました。

でも現実は努力しても報われないこともある。いや、報われないことだらけだ。

なのに、報われないことに実に多くの“時間、労力、気力、お金”を費やしてきた。

 

はたして、これは正しいのか?

 

いや、正しくないと、この本は示してくれています。

あなたは強みのゾーンにいるか

ギャラップ社の調査によると、すべての職種で大多数の人が「最も得意とすることに専念する機会がない」と答えています。

1,000万人の内、実に700万人がそうだと。

70%の人が、自分の強みを出し切れずに、別人として人生の大部分を過ごしているということになります。

そのような状態にいると、次のようになると、この本には書かれています。

仕事へ行くのが不安だ
同僚とは積極的というより消極的にかかわる
顧客をないがしろにする
日々の達成率は低調だ
前向きに考えられず、創造的ではなくなる

引用 : 18ページ 3行目から8行目

 

強みのゾーンにいないと、人は人間関係や健康に影響を及ぼすのですね。

私も、いくつかのポイントに当てはまります。

例えば、「仕事へ行くのが不安」、「前向きに考えられず、創造的ではなくなる」。

どうやら、強みのゾーンにいないようです。

では私の強みはなんなのか。

では次に、私の強みからアセスメントと34の資質について、いくつかご紹介します。

筆者(私)の強み

ストレングスファインダーによって明らかになった、私の強みを上位から順にご紹介します。

最上志向

最上志向という資質を持つ人は、強みを利用して、平均的ではなく最高の水準を、個人ないしは集団において追求します。単なる強みを最高レベルのものに変えようとします。

ストレングスファインダーレポート結果より

共感性

共感性という資質を持つ人は、自分を他人の状況に置き換えて考えることにより、他人の感情を察することができます。

ストレングスファインダーレポート結果より

親密性

親密性という資質を持つ人は、他人との緊密な関係を楽しみます。目標達成のために友人と努力することから、大きな満足感を得ます。

ストレングスファインダーレポート結果より

着想

着想という資質を持つ人は、新しいアイデアを考えるのが大好きです。全く異なる現象に見えるものの間に、関連性を見出すことができます。

ストレングスファインダーレポート結果より

規律性

規律性という資質を持つ人は、日課や秩序正しい計画に従うことを好みます。世界は自分が作った秩序の中に存在します。

ストレングスファインダーレポート結果より

 

ストレングスファインダーの受け方

受け方は実に簡単です。

① 本の巻末にアクセスコードが袋とじになっていますので、まずはそのアクセスコードを確認します。

② ストレングスファインダーのサイトにアクセスします。

ストレングスファインダーのサイトはコチラ

TOPページの右上にある、「コードの引換」をクリックします。

①で確認したアクセスコードを入力(半角英数字)して、「続ける」をクリックします。

 

次の画面で、「いますぐサインアップ」をクリックして、その後、適宜ユーザー登録を実施してください。

詳細は他のサイトでも詳しく説明されていますので、必要に応じてそちらをご参照ください。

まとめ

今回ご紹介したのは、『さあ、才能に目覚めよう新版 ストレングス・ファインダー2.0』(トム・ラス著 古屋博子〔訳〕、日経BPマーケティング)です。

誰もが、自分の強みに気付き、その強みを伸ばすことで、なりたい自分になるというもの。

「努力すれば報われる」という、今までの当たりまえではなく、自身の強みに一日でもは早く気づき、その強みをさらに向上させるために、リソース(時間、労力、お金)をつぎ込みましょう。

この本の診断により、自分自身いろいろと見つめなおすことがありました。

みなさんも、ぜひこの1冊を手にして、自分の強みに気付きませんか。