ついつい他人を怒らせてしまう人・・・身近にいませんか?
ついつい他人を怒らせてしまう・・・
そんな人、身近にいませんか?
なんか、あの人の言動にイライラする。
あの人の言い方って、ムカつく。
なんで、あんな言い方しかできないの!
あんなこと言われる筋合いはない。
あの人と、もう関わりたくない・・・。
などなど・・・
そんなこんなで、他人を怒らせてしまう人はどこにでもいます。
今回は、そんなついつい相手を怒らせてしまう残念な方の特徴と、そんな残念な人にならないような防衛策についてまとめてみます。
身近にそんな人いるかも?
自分がそうはなりたくない!
と思う方、必見です。
ぜひ最後までお読みください。
ついつい他人を怒らせてしまう残念な人の特徴6選
他人を怒らせている特長は数多ありますが、私の身近にいる人で多いと感じる次の6つの特長をまとめてみました。
①根本的に相手目線に立てない
②相手を怒らせている自覚がない
③とりあえず謝る
④場の空気が読めない
⑤人の話を聞かない
⑥自分はコミュニケーション能力が高いと誤解している
それでは,それぞれ見てまいりましょう。
根本的に相手目線に立てない
これです。
根本、相手目線に立てない。
これが、根本的な原因です。
人と接するときは、相手の感情や立場、状況等を踏まえて、態度や言動を適切にするのが、普通な事。
しかし、ついつい相手を怒らせてしなう人は、相手の感情や立場、状況等は一切お構いなし。
常に自分目線で、物事を進めようとして、相手に不快感を与え、怒らせてしまいます。
根本的に相手目線に立てない
相手を怒らせた時に、その理由について怒らせた本人に聞いてみると、口をそろえて帰ってくるのが、
「なんで怒っているのかわからない。」
「何も、怒らせることを言っていない。」
「そんなので怒るなんてどうかしている。」
と、相手を怒らせている自覚がありません。
相手の感情を感じ取るのが苦手のようです。
場の空気が読めない
多いのが、
- 余計な一言、
- タイミングの悪い発言
- 相手の立場や事情を理解しない発言
などです。
空気が読めないことで、その場の雰囲気を台無しにしてしまうのです。
とりあえず謝る
「すいません。」
「ごめんなさい。」
そんな風にすぐに謝る人いませんか?
そんな人にイラっとくることある人いると思います。
その人は、とにかく誤って済まそうという気持ちが見え隠れしてしまい、真意を分かろうとしません。
そもそも、そんな行動をしていれがその内信用されなくなります。
今まで、とりあえず誤って、自分を殺して生きてきたのかもしれませんが、人間関係を構築していく上では、望ましい行動ではありません。
人の話を聞かない
話すことは、自分のことだけ。
相手の話には一切興味がありません。
相手が話をしようものなら、その話に直ちに被せてきて、自分の話をします。
相手の意見などお構いなし。
また、相手がかろうじて話した意見には、耳を傾けようとせず、無視、スルー・・・。
かなり、たち悪いです。
相手の話を聞いたところで、否定形で返します。
「いや」、「でも」、「しかし」、などなど。
意見を否定された相手のあなたへの心証は良いはずがありません。
そんな返しって、とにかく相手にネガティブな印象を与えますよね。
そんな人と誰も話したくなくなります・・・。
自分はコミュニケーション能力が高いと誤解している
「自分はコミュニケーション能力が高く、誰とでもすぐに打ち解けて、仲良くなれる。」。
残念な人に多い、自分への高評価です。
私の会社にも、いるんです。
人を怒らせることが多いのに、「私はコミュニケーション能力が高い」と声高に言い張る人が。
その評価は、その人の一方的なものであり、相手に確認すると、「話したくない。」、「話すとめんどくさい。」など、ネガティブイメージを持たれています。
相手の気を使っている態度を感じ取れない結果でしょう。
残念な人にならないようにするための防衛策
相手には特別感を持ってもらう
「あなただけ」・「他の人にはいっていないのですが」・「他の人ではこうはならないのですが」・「まず最初に」・「一番は」などなど、上げたらキリがないですが、まずは「アナタが優先なんですよオーラ」を出してしまうこと。
本心はどうであろうと関係なしに。
人は誰しも、特別に扱ってもらうことを望んでいます。
特別に扱われて嫌な思いをする人はいないと思います。
何か、お願いごとをする時、何か自分の主張を受け入れてもらう時、相手の感情を良い意味で揺さぶり、関係性を良好にしましょう。
「あなたのせいではない」を前提にする
相手は、「自分の責任」、「自分のせい」と感じ取るときに、思いっきり不快感を覚えます。
ましてやそれがいわれのないことであったり、相手が全くそうは思っていなかったりすると、特に顕著になります。
何か、話をするときは、「あなたのせいではないですよ」というメッセージを明確にした上で話をするようにしましょう。
それだけで、相手は不快に思うことなく、あなたの話を聞いてくれます。
ぜひ、実践してみてくださいね。
Iメッセージで伝える
以前の記事でも話をしていますが、Youメッセージを、Iメッセージに変えるだけで、相手に不快な思いをさせずに、こちらの想いが伝わりやすくなります。
Youメッセージとは
相手に対し、「何々をしてください」と直接的に意思表示をすること。
反対に
Iメッセージとは
相手に対し、「あなたがこれをやってくれると、私は嬉しいな」という視点で、意思表示をすること。
後者の方が、なんかすんなり受け入れやすくならないですか?
例えば、
アレをやっておくように言ったよね。なんで出来ていないの?
「アレが出来ていないと、とても困るんです。できれば明日までにできていると助かります。」
ビシッと言わないと、相手に伝わらない!
という意見も聞こえてきそうですが、目的は相手に行動してもらうこと。
相手を不必要に不快にすることはありません。
そうであるならば、どちらが良いかは一目瞭然ですよね。
余計な一言は言わない
自分の想いが強いと、それを実行したい、具体化したいなんて考えが先走り、ついつい余計な一言を付け加えてしまうもの。
でも、その一言が相手を不快にしてしまい、まとまる話もまとまらなくなるなんてことも。
相手が、「わかりました」と言っていたりしても、過去のことを蒸し返したり、推測で話したり、「だから言ったでしょ」的に追い込んだりと、余計な一言は百害あって一利なしです。
直ぐに止めましょう。
一方的な価値観を押し付けない
自分の意見を述べた後、必ず相手に「あなたの意見はどううですか?」と、相手の意見を聞くようにします。
人は誰しも、自分の意見を通したいもの。
ですが、それだけに執着してしまうと、相手の不快感はMAX。
目的は、自分の意見を通じて相手に行動をしてもらうこと。
それには、相手の意見も聞いて、それを踏まえた適切な判断をしなければなりません。
もしかしたら・・・
ついつい相手を怒らせてしまう・・・
その人は、もしかしたらASD(アスペルガー症候群等)かもしれません。
ASD(アスペルガー症候群等)は、相手を意識した態度や気遣い、言動が苦手という特徴があります。
たとえば、こんな特徴はないでしょうか。
① 上司、先輩、目上の人に対する言葉使いで、相手を不機嫌にさせてしまった。
② 思ったことを、オブラートに包むことなく、そのまま口にしてしまい、相手を怒らせてしまった。
③ 相手の事情を慮ることなく、一方的な理屈で相手を責め立ててしまい、人間関係を悪化させてしまった。
ただ、相手を不機嫌にさせたいとは思ってはいないのですが、適切な言葉のチョイスが苦手というパターンもあるようです。
いずれにしても、可能性としては考えられるのが、このASD(アスペルガー症候群等)です。
まとめ
ついつい相手を怒らせてしまう人の特徴として6つ、ご紹介いたしました。
その特徴は、私の身近にうる人で多い特長です。
①根本的に相手目線に立てない
②相手を怒らせている自覚がない
③とりあえず謝る
④場の空気が読めない
⑤人の話を聞かない
⑥自分はコミュニケーション能力が高いと誤解している
そして、相手を怒らせてしまう残念な人にならないようにするための防衛策として気を付けたいポイント5つをご紹介しました。
①相手に特別感を持ってもらう。
②「あなたのせいではない」は前提にする。
③Iメッセージで伝える。
④余計な一言は言わない
⑤一方的な価値観を押し付けない
相手を怒らせてしまう人に注意を促しても改善しない場合、もしかしたら・・・
という視点で、ADS(アスペルガー症候群等)の可能性についてご紹介しました。
好んで相手を怒らせたい人はいないと思います。
良好なコミュニケーションの前提には、相手を尊重した気持ち、心遣いがなければなりません。
あなたは大切な人
あなたは必要な人
という意識で向き合えば、どのような態度、言動であっても、相手を怒らせたり、不快な気持ちにさせたりはしないものです。
ぜひ、相手を大切にした、尊重した向き合いかたを心がけたいものですね。