催眠

催眠、暗示、洗脳、マインドコントロールの違いって

催眠、暗示、洗脳、マインドコントロールって、よく耳にする言葉ですよね。

人の心に変化をもたらせて誘導するという共通点はあります。

しかし、いろいろ紐解いてみると、似ているような言葉ですが、内容は全く非なる物。

今回は、これらの言葉について整理してみました。

催眠

催眠“術”という言葉の方が、馴染みがありますでしょうか。

催眠術とは、相手を催眠状態にする方法です。

意識には、顕在意識と潜在意識がありますが、催眠状態では潜在意識が優位になります。

顕在意識と潜在意識の違いをざっくり整理すると下記の通りです。

顕在意識と潜在意識の違い

顕在意識:通常自分で自覚している意識

潜在意識:通常自分で自覚できない意識下の意識

潜在意識は、長年の経験や、インパクトのある経験、培われた価値観等によって蓄積され、本能的に無意識に表出するんです。

この潜在意識に直接働きかけるのが催眠術です。

催眠術はどうしてかかるのか疑問に思う人もいるかもしれませんが、これは催眠術師の技量もあるのですが、催眠術を受ける側、かかる側の意思、思考も大切な要素なんです。

自らかかりたい、かかってみたいという意思、思考が、催眠術にかからないとも言われているんです。

テレビなんかで、催眠術なんて信じていない人が、結局かからなかったなんてシーン観たことないでしょうか。

スタンフォード大学の研究では、約20%がかからないと言われているので、そのデータを引用して、かからない人もいるんですという催眠術師がいますが、それは間違っています。

「この催眠術師の催眠にかかりたい」という意思形成が不十分なだけで、催眠術師とのラポールが築けていないだけ。

つまり、受ける側の意思、思考が、影響を与える要素であることは理解いただけると思います。

催眠術は、一度かかると、それを解くまでずっと続くという特徴があります。

ですので、催眠術は、単にエンタメの世界ではなく、ヒプノセラピー(心理療法)など医療の世界や、メンタルケアの世界でも活用されている、いまや科学的に裏打ちされたメソッドなんです。

 

暗示

催眠とごっちゃで使われるのが、暗示です。

暗示によって、相手を思い通りに行動させます。

相手を意のままに動かせるなんて!

最高じゃないですか!

定義ですが、

暗示とは、言葉や合図などにより、他者の思考、感覚、行動を操作・誘導する心理作用のこと。(広辞苑より)

暗示と催眠はセットであり、暗示を受けやすくさせるために、その前段で相手を催眠状態にします。

つまり、

催眠 ⇒ 暗示

という流れです。

暗示は、相手の潜在意識に働きかけますので、顕在意識が優位な状態では効果がありませんん。

 

洗脳

洗脳と聞くと、何か犯罪めいた印象を持たれることもあろうかと思います。

オカルト集団に洗脳されるなんて話はよく聞きます。

その洗脳とは一体なんなんでしょうか。

洗脳とは、精神面を強制的に崩壊させ、相手の思考をコントロールすることです。

その方法には、暴力的、威圧的な、言葉や行為が用いられます。

尋問や拷問など、時に非人道的な手段が用いられます。

相手を“支配”すると言うと、わかりやすいかもしれません。

 

マインドコントロール

よく洗脳と近しい言葉で用いられることが多いのが、このマインドコントロールです。

しかし、洗脳とは似て非なる物。

相手を支配するという行為自体は同じですが、そのプロセスにおいて、暴力的、威圧的な手段は用いないという点が、大きな相違点です。

 

まとめ

今回は、似て非なるワード

 

  • 催眠
  • 暗示
  • 洗脳
  • マインドコントロール

 

について、簡単に整理してみました。

 

今回も最後までお読みくださり、ありがとうございました。